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リモート英語添削室

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記事一覧

エスカレおつかれ!リモート英語添削室 # 7 「セサミ」

こんにちは!先日yonamineさんが書かれていた、『スマートロック「セサミ」で生活が楽になる!?』 という記事を見てハッとしたので、今回はこのことについてお話ししたいと思います。 「セサミ」とは「ゴマ」のことこちらは基本中の基本ですね。日本語でも最近は「セサミ」という言葉で通用しますよね。 何でスマートロックの名前がゴマなのか・・、って思った時にこの呪文が出てきたのでした。 「開けゴマ」は英語で「Open Sesame」なのです! あらあら直訳過ぎてビックリしません

エスカレおつかれ!リモート英語添削室 # 6 「スイート・スウィート」

こんにちは。最近業務で使用する SaaS サービスを購入する際に出てきた「suite」という単語が、日本語圏内ではよく間違われやすいため、この際に整理したいと思います! そのサービスを契約するにあたり、ソフトウェアの一部だけを利用したかったのでその一部だけを購入できるか chatbot さんに聞いていましたが、それはできないとのことでした・・・残念。 Suiteとは「一式」の意味基本的に、複数の要素をひとまとめにしたものという概念が含まれていて、辞書にもある通り、複数のプ

エスカレおつかれ!リモート英語添削室 # 5 「~というメッセージ」

先日添削をしている際に翻訳しきれていない部分を発見したので、ご紹介したいと思います。ITを扱う仕事柄、システムが発する「メッセージ」に遭遇するのですが、それを英語で伝える際にどのように書けばよいのでしょうか。 Google翻訳で正引き(日→英)皆さんおなじみのGoogle翻訳ですね、私もお世話になっています。 では、まずこちらを使ってみましょう。 これをGoogle翻訳にかけると、こう出ます↓ こちらで全然問題ないのですが、できたら「~という」という表現をしたいなぁと

エスカレおつかれ!リモート英語添削室 # 4 「閉店・クローズ」

こんにちは。前回(#3「分かりました。」)に関連して、日本人のカタカナ英語にまつわるお話をします。皆さん街を歩いていて商店やカフェの入り口に掛けられた札をよくご覧になりませんか?日本語であれば表がこのように 「営業中」となり、そして裏がこのように 「準備中」となっているかと思います。 「営業中・準備中」の札を英語にしてオシャレにしたいお店がいっぱい近ごろ結構なお店が英語の札にしているのを見かけるのですが、英語の文法のややこしさによって、ある間違いが多発しており、ネイティ

エスカレおつかれ!リモート英語添削室 # 3 「分かりました。」

こんにちは。少し前に違う部下から同じ間違いを発見しちゃいました。シンプルな文法なのについつい間違えちゃう表現のようですが、おそらく日本人(文化・教育)あるあるなのかもしれません。 海外のエスカレ先より、何からの説明を受けた際の返答として「分かりました。」と言いたい様子で書いたのが、「I understand.」でした。 「understand」という単語を用いたことは全く問題ないのですが、問題は時制です。現在形と過去形で意味合いがどう違うのか比較してみましょう。 I u

エスカレおつかれ!リモート英語添削室 # 2 スラッシュ

こんにちは。最近改めて「/」(スラッシュについて)って便利だなぁ~、と思ったので書いてみたいと思います。まずは「スラッシュ」という単語を調べてみて、実際色々な場面で使われる記号の意味(用法、使い方)別にリストアップしていきますね。 Slash:スラッシュ、斜線やはり記号の示す通り、斜めに切るというイメージになりますね。次に意味合い(使い方)を見ていきましょう。 Or(AまたはB)の意味もっとも一般的な使い方ですね。単純に「A/B」と書けば「AまたはB」という意味になります

エスカレおつかれ!リモート英語添削室 #1 プロローグ

ようこそリモート添削室へ! はじめまして。私は海外へエスカレする際に英語でやり取りするメールを添削することがありますが、リモートワークがメインになった今、添削した内容を直接説明する機会が少なくなりました。 そこで、今回noteを始めた事をきっかけに、このリモート添削室をはじめることにしました。添削する中で私の理解で紐解いたことを共有します。 学術的、業界的に完璧な答えではないかもしれませんが、IT経験がある英語初心者向けとして読んでくださる方々の学びの一助になればと思いつつ