エスカレおつかれ!リモート英語添削室 # 6 「スイート・スウィート」
こんにちは。最近業務で使用する SaaS サービスを購入する際に出てきた「suite」という単語が、日本語圏内ではよく間違われやすいため、この際に整理したいと思います!
そのサービスを契約するにあたり、ソフトウェアの一部だけを利用したかったのでその一部だけを購入できるか chatbot さんに聞いていましたが、それはできないとのことでした・・・残念。
Suiteとは「一式」の意味
基本的に、複数の要素をひとまとめにしたものという概念が含まれていて、辞書にもある通り、複数のプログラムをまとめたパッケージのことをスイートと呼びます。
またホテルの「スイートルーム」も、ベッドルームやリビングなど様々なお部屋をまとめた続き部屋の意味で「suite」が使われているんですね。
「あれ?スイートルームってカップルが利用する”甘い雰囲気”の部屋じゃないなかったのかー」という方へ↓
Sweetとは「甘い」の意味
よく間違われますが、こちらのスペルは s-w-e-e-t です。また甘いもの全般の名詞としては複数形の「sweets」が使われるので、日本語でもよく「スイーツ」と言われていますよね。
問題は、どちらも発音が一緒!→ swíːt
これらの単語が混乱する1つの要因としては、スペルが違うのに発音が全く同じ同音異義語という点で、日本語で敢えて表現するならば「スウィート」に近い感じです。書き言葉であればスペルで判断し、話し言葉であれば文脈で判断するしかないですね。(日本語の「はし」なども同じですよね。)
そういう意味では、書き言葉として「suite」を「スイート」、「sweet」を「スウィート」と明示することで区別することもできそうです。
ちなみに Suite の逆って何だろ?
これも状況によって異なります。今回の SaaS ソフトウェアの場合は、独立型を意味するスタンドアローンという返事が chatbot さんから返ってきました。(一般的な英語の辞書には載っていないので、IT技術者向けにはいい情報だと思いました。)
一般的な反対語で言うと、one(1つ) single(単体) unit(ユニット) individual(個体) item(項目)といった感じです。
ということで「スイート・スウィート」について1つ賢くなったのではないでしょうか。もし知らない人がいたら自慢してください(笑)それではまた!