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NoCode Airtableでデータの管理 #1 課題編

今井@OCHです。

とある事がきっかけで、社内にAirtable活用していくことにしました。

よくある課題

日々、組織が生み出すデータは大量に存在します。また、そのデータに数字が含まれており、生み出されるデータ同士に関連性があることが殆どです。しかし、データが発生する場所と時間はバラバラであることが多く、さらにそのデータを管理する人間も、それぞれが独立して業務していることが多々あるでしょう。

これにより、本来関連性があるのにも関わらず関連付けられていない ため、分析ができないといった事が良く起こります。
もしくは、分析するために発生する単発業務 という新しいタスクが発生することもあります。この業務内容はバラバラのデータを集めて関連付けて計算するといった業務ですね。

課題例

これらを例にしてみましょう。登場人物は 上司・A子・B男 の3人です。

※ 課題例は極端に課題を分かりやすくしたフィクションです。

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課題例の考察

課題例は極端に表現したので、実際はここまでの事が起きることは中々無いでしょうけど、近い事例を見たことあると思います。この例では、単純なデータの整理課題だけでなく、組織で分散してしまいがちなデータをどのように統合するのか?という課題も含ませています。

このような事象が起きると、組織にとって良いことはありません。

上司は、実態から分析されていないデータを基に判断したり、どこかに提出したりしてしまい、組織運営に支障をきたします。

A子さんは、結果として何にも使われない資料を作ったことになってしまいました。今後同じ仕事を振られたら、何か理由を付けて断るかもしれません。

B男君は、パーツデータの在庫を管理していましたが、製品Xとの紐付けについて理解していれば、A子さんを手伝っても良かったかもしれません。

多かれ少なかれ、人が集まって行動する組織を自然の流れに任せてしまうと情報の分散が起きがちです。人の意識は環境によって左右されますので、正しくデータを管理する環境を整備 することで、業務がシンプルになります。これまでは、データを管理する環境を整備する事に、高い専門的な知識や、高価なシステムが必要でした。

しかしNoCodeによって、それが変わろうとしています。OCHでは、NoCodeを研究・活用しながら可能性を探っていきます。

企業から生み出されるデータのほとんどは、リレーショナルデータベースによって関連付けられるはずです。
Airtableは、リンクや同期といった強力なリレーション機能により、多くの中小企業のデータの関連性を表現できます。

今回は、抽象的な話だけになりました。
次回は、実際にAirtableでできることや強みについて触れたいと思います。

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