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Zoom会議で使ってみたら便利だったサービス~miro~

今の世の中、リモートワークも増えてきて、会議と言えばZoom等のオンライン会議が中心という方も多いのではないでしょうか。
今回は私がZoom会議と合わせて使ってみたら便利だった「miro」というサービスについて紹介したいと思います。

きっかけ

OCHでは現在リモートワークが中心のため、会議をする場合Zoomによる会議が中心となっています。そんなある日、私の所属するチーム内で、メンバー全員の意見をもらって、それらの共通項をまとめる会議が行われることになりました。
オンライン会議あるあるだと思いますが、基本的に一人ずつしか話せないので、通常今回の会議を進め方としては以下のような流れになると思います。
 (1) 一人一人意見を出してもらう
 (2)みんなで話しながらまとめていく

しかし、今回議論したい項目は5項目×3種類の合計15項目もあり、さすがに一人ずつ15項目議論してたら時間がないので、何かいい方法がないか探すことにしました。

会議の進め方~KJ法~

今回の会議の目的を改めて整理すると下記なります。

 (1)メンバー全員から15項目それぞれに対して、必ず案を出してもらう
 (2)15項目それぞれ出た案の共通項をまとめてチームの案とする

この内容を聞いたときに、ふと、「付箋にそれぞれの意見を書いて、共通項をまとめていくような会議の手法」があったような・・・と思いだそうとしましたが名前がなかなか出てこないので、調べました。
ご存知の方も多いかもしれないですが「KJ法」という手法です!
KJ法についての説明は省略しますが、このKJ法をオンラインでなんとかできない物だろうかと思いググったところ「miro」にたどり着きました。
(こんなのが欲しいな~と思ったらほぼある今の世の中は素晴らしいですね!)

KJ法

(余談ですが、「いらすとや」さんには素材でよくお世話になってますが、スーパー等色んな所で見るなと思ったら、ガチャガチャやコラボ製品等も出ててすごいですね!KJ法のイラストもあるなんてびっくりしました)

オンラインホワイトボードツール~miro~

miro自体はホワイトボードツールで、軽く試してみた感じで、主に下記のようなことができました。

・ブラウザから使える
・図形やフローチャート、手書き等様々な入力ができる
・複数人で同時編集ができ、コメントなども付けられる

なんといっても複数人同時編集できるというのがありがたく、今回の会議にピッタリだなと思ったので、ベースを作ってチームリーダへ提案し、miroを使って会議をしてみることになりました。

実際に会議で使ってみた

20210602_オウンドメディアmiro

※補足:上記画像については、会議の内容は公開できないためモザイクを入れており、miro自体は拡大・縮小もそれぞれで可能でとても見やすいツールです!

会議のやり方としては、上記のmiroを事前にメンバーへ公開しておき、ある程度意見を貼ってもらった上でZoom会議時にmiroの画面をそれぞれ表示させて、ディスカッションを行いました。
メンバーからも結構好評?だったかなと思いますが、個人的には特に以下のメリットがあったかなと感じました。

・自分のマウスカーソルが相手のmiroにも表示されるので、注目してほしい所を伝えやすい
・他の人の意見が種類ごとにパッと見て分かるので、共通項を探しやすい
・実際に集まって会議しているよう感覚に近かった

おわりに

今回はmiroを使ってKJ法を試したお話でしたが、miro自体は他にも色んな使い方ができるなと思います。
例えばWeb開発などで、UIの話をする際、「ここをもっとこうしたらいいんじゃない?」みたいな話がしやすくなるかなと思いますし、ホワイトボードツールという名のごとく色んな事で使えそうですね!
今後も何か便利なツール等見つけたら試して発信していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

2022年06月追記
2022年から日本語化も開始したようで、日本に住んでいる私には嬉しいニュース!
公式情報もぜひご確認ください。 


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